心のお薬になる本(47)『時空を超えて生きる』Kan./著
この(47)「心のお薬になる本」のブログは、カウンセリング歴30余年の大阪の「5時間で1回きり」の「潜在意識の本質と使命とトラウマ」を探る心理カウンセラー&本質セラピスト三宅麗子の投稿頁です。
★心のお薬になる本(47)
◆『時空を超えて生きる―潜象界と現象界をつなぐ』Kan.著
タイトルに「潜象界と現象界をつなぐ」とあり、その「潜象界」にとても興味が沸きましたので、読みました。
私が、この本『時空を超えて生きる―潜象界と現象界をつなぐ』になぜ興味を持ったのかと言いますと、この「潜象界」という言葉に、惹かれたからなのです。
この「潜象界」という言葉は、そもそも、あのカタカムナの楢崎皐月の「造語」なのです。
少しでもカタカムナに興味がある方ならば、それはもう常識のコトなのです。
だから、私は、きっとこの本もカタカムナと関係があるのでは、と感じたのでした。
案の定、「平十字」が出てきて、やっぱり。でも…。
それまで、私は、このkan.氏のコトは、何の情報もなく、全く知りませんでした。
もし、少しでもスピリチュアルに興味がある人であれば、この本を読まれたら、きっと、このkan.氏は「本物」だと断言されるコトでしょう。
私も、彼は「ニセモノ」ではない。「本物」だと思います。
なぜ、そう思うかと言いますと、それはこの本には、プレアデス星人や聖母マリアやキャットピープル等の写真が掲載されています。
また、極めつけは、彼の肉体の一部が消えている写真です。
だから、kan.氏は3次元を越える人で、「時空を超える人」、あるいは、「瞬間移動ができる人」、とも言われる所以でもあるのでしょう。
写真での証明は、いたって科学的や物理的である証拠なのでしょうね。
なにしろ、この世は、見える世界であり、見えない世界のコトはわかりませんが、この写真では、実際に、見えている、いえ、写っているのですから…。
「潜象界」のモノが「現象界」に現れたというコトは、彼が時空を超えて、捉え得たコトなのでしょう。
それは、やっぱり、凄いことで、素晴らしいコト!
「目にモノ見せてくれた」のだから、私は、素直に肯定したいと思います。
カタカムナの楢崎皐月は、超一流の物理学者でもあったので、きっと、kan.氏のこの写真もあの世で信用されていることでしょう。
今まで、見えないから信じないと否定していた人も、少しは、信じるコトが出来るでしょうか?
いえいえ、信じない人は、何を見ても、何を体験しても、信じないのです。
これは、その人の世界を創っているのは、その人に見えている世界は、その人の「心」であり、その心の「投影」が、それぞれの感じる「現象界」だから、100人いれば、100の異質な「心」があり、100の「現象界」、イコール「現実世界」があるので、100の見方も感じ方もあって当たり前、というコトになります。
だから、この本を信じる人もいてもいいし、信じない人もいてもいいのです。
その人にとっては、それが事実であり、正解です。
しかし、私が、この本に書かれているコトは信じられても、著者のKan.氏自身を100%信じるかと言えば、それは???
なぜならば、私とKan.氏は違う人間だから…。
私の「心」とKan.氏の「心」は異質なのだから、違っていて当たり前で、信じなくても、それは私の「自由」なのですね。
Kan.氏を信じる前に、自分の「心」を100%信じ切る努力をすれば、自ずから、その自分の出した答えも100%信じられるというコトになるのですね。
だから、人を信じる前に、自分が人を見抜く目を100%信じ切れるかどうか…。
そっちのほうが重要です。
自分の前に現れくる「現象」が。命がけで、信じ切れるモノかどうか…。
そのために、人間は生きているのでは?
私が、Kan.氏に対して、「?」と感じるのは、この本では、Kan.氏は、修行や瞑想よりも、「日常の生活を大切に、そこに答えがある」と…。
また、Kan.氏は、「肉体よりもハートを」と…。
その意味は、様々な日常での感情を空(ゼロ)にすることが、肉体を越えて、意識が「自由」になるというコトなのでしょう。
数々の不思議体験や神秘体験ができるkan.氏だからこそ、普通の日常生活がいかに大切であるかを説かれているのは、よくわかりますが…。
しかし、Kan.氏のご自分の日常では、修行や瞑想が重要で必要で、大切なコト…。
だから、「クンルンネイゴン」の正統な継承者にまでなれたのでは?
日常的には、一般の普通の人とは違う非日常的な生活なのでは?
これって、ちょっと、変?
人と自分とは違うのだと、差別、いえ、区別している?
一体、彼にとっての日常的な行いとは?
Kan.氏は、きっと、こう言いたいのだと思います。
スピリチュアル系の人に共通する「愛」や「平和」や「ワンネス」等という、ともすれば、現実感の無さや生活感の無さに、警告を発しているのでしょうね。
地に足をつけて生活することが大事なのだと…。
が、しかし、超~人間である。彼自身は、本当に、普通の人のように、現実世界で、普通の人と同じように、日常的に生きているかというと、???
普通のサラリーマン生活などは、彼には無用?
本の中でも、「ハート、ハート」と強調されていますが、その言葉自身、生活感のある言葉では、決してないのですね。
「ハート、ハート」では、競争世界のビジネス社会では生きられないのでは?
要するに、Kan.氏は、修行者や瞑想者としては、超一流の人物だと、私も強く感じますが、それはあくまで、肉体を自由に制御できる人であって、「精神」が超一流だとは、私は、この本では、よくわかりませんでした。
Kan.氏は、セミナーなども開催されているようですが、はてさて、彼のセミナーを受けても、彼と同じような肉体には決してならないのではと、私は、痛く感じます。
ただ、スピリチュアルのことを知りたい人や、スピリチュアルに憧れている人には、一度は彼に会ってみるものいいかもしれません。
私が、この本で、一番、疑問に感じたコトは、なぜ、日本の縄文時代に住んでいた「平十字」が、道教(タオ)に関係ある人を色々指導するのでしょうか?
いえ、そもそも、なぜ、Kan.氏には、ご自分と同じような道教(タオ)を極めた偉人のコンタクトではなく、インドのヨギの「ババジ」や日本の「平十字」なのでしょうか?
それが、とても素朴な疑問です。
彼の経歴には、「道教(タオ)に伝わる覚醒のための秘術「クンルンネイゴン」の正統な継承者。」とありますので、まず、彼がコンタクトを取るのは、道教(タオ)の偉人たちではないでしょうか?
道教(タオ)で、この世に名を残している人って、やっぱり「老子」でしょうか?
なぜ、老子が出てきて、彼を指導しないのでしょうか?
日本の縄文時代の「平十字」が、なぜ、道教のKan.氏とコンタクト? って感じです。
この本では、Kan.氏が、若い頃、事故で負傷した時に、病院のベットに立ったのが、平十字で、その結果、寝たきりにならずに済んだという話は信用できますが…。
Kan.氏はその時は、カタカムナのコトも、平十字のコト知らなかったそうですが…。
その後、縁があり、色々「平十字」に教えてもらっているそうですが、もしもそうであるならば、ぜひ、Kan.氏に「カタカムナ解読」をお願いしたいものです。
次の本は、「カタカムナ解読」のテーマでお願いします。
さらに、疑問を書きますと、
楢崎皐月氏が「平十字」に遭った当時は、平十字はカタカムナの巻物は持っていても、解読は一切できなかった人だったのです。「見ると目が潰れる」という言い伝えも守っていたそうですよ。
そこに書かれた「八鏡文字」の意味も全く分からず、ただその巻物は先祖代々が守るカタカムナ神社のご神体と言われて、秘かに大事にしていたそうです。
その貴重な巻物を、ひょんな縁から見せてもらった楢崎氏は、これは、昔、満州で老師から聞いた八鏡文字に違いないと思って、一生涯、命を賭けて、これを解読したのが「カタカムナ」です。
だから、その「平十字」が病気も治すくらい霊的な人であれば、楢崎氏も「平十字」に「カタカムナ解読」を教わったはずですが?
しかし、平十字は、全く解読できない人だった…。
そういう人が、Kan.氏の不治の怪我を治せたり、真理的なコトモノを教えるコトができるのでしょうか?
要するに、カタカムナ解読もできなかったその平十字氏が、なぜ、タオ系のKan.氏とコンタクトが取れるのでしょうか?
とまあ、色々、疑問に感じるのですね。
また、私のイメージでは、日本人の霊的な人は、パッと一目見て、波動が高いとわかるのですね。
肉体を操作できる人と、霊的に高い人とは、別だと感じます。
サイババなどは前者だと思います。
そういう人も、もともとは霊的に高いと思いますが、この世で、有名になると、欲と得にまみれ、次第次第に、波動が下がっていき、最後は、普通の一般の人と変わらなくなっていく人が多いと感じます。
また、そういう人に集まってくる、取り巻き連中が、殆どの場合、本人をダメにしてしまうのです。
Kan.氏には、くれぐれも、そういう例にはなって頂きたくないと、存じます。
この本は、鵜呑みにするのではなく、こういう特異な人もいて、また、それが本にもなる時代となっている。
だから、見えない世界のほうが、見える世界の領域よりも圧倒的に広く大きいので、100%否定するのではなく、そういうコトもありかな、というスタンスでお読み頂ければ、幸甚です。
自分が体験できないからと、否定するのは簡単ですが、昔の日本人は、見えない世界も見えていたり、行き来できる人もいたりで、神と呼ばれていたのですから、私たちはそういう先祖を持つ民族なので、なんでもかんでも否定するのは、日本人であるコトを否定するの同じでしょう。
もはや、世界で一番、霊的でなく、あの世を信じない民族が日本人だとさえ、言われつつあるそうです。
先祖の嘆きやいかに?
そういう民族に「カツ!」を入れるために、平十字は、この世の日本人のKan.氏に、何かを託しているのでしょうか…。
世の中の疑問は、じっくり、じっくり、ハートでカミガエレば、何かが見えてくる。
いえ、感じてくるのではないでしょうか?
それには、小さな、小さな、疑問から…。
疑問が、真実の答えを教えてくれるのです。
みなさん、まずは??? から…。
本も鵜呑みにせず???
もちろん、テレビなども???
この世は、混沌の時代、信じるモノは、自分の???
くれぐれも、ご自分の???を磨きましょう。
それが潜在意識を磨くコトにもなるのでしょうね。
この世に100%完璧はありません。
だから、数%でも信じられたら、その本は良し。
だから、今回、この本を、ご紹介しています。
でも、セミナーなどには、くれぐれも、慎重に…。