心のお薬になる本(46)『神さまとのおしゃべり』さとうみつろう/著
この(46)「心のお薬になる本」のブログは、カウンセリング歴30余年の大阪の「5時間で1回きり」の「潜在意識の本質と使命とトラウマ」を探る心理カウンセラー&本質セラピスト三宅麗子の投稿頁です。
★心のお薬になる本(46)
◆『神さまとのおしゃべり』さとうみつろう著
『神さまとのおしゃべり』の著者さとうみつろう氏のブログ「笑えるスピリチュアル ~ 知ってるトキはシっている ~」は人気のブログだそうです。私は、本を知るまで全く存じませんでしたが…。
今回ご紹介する本は、私が以前に買った時、アマゾンの心理学部門で第1位のベストセラーになっていた本です。
この本をなぜ、紹介したいかと申しますと、やっぱり、面白い!
それが一番の理由です。
今の世の中、ほのぼのとした「笑い」が足りなさすぎます!
師走が近づいて、世の中、ホント! せちがらくなりました。
それもこれも、世の中に、ほのぼのとした「笑い」の欠如ゆえでしょうか…。
世の中に本当の「笑い」がほしいと思っている人が多い中、心の悩みでお苦しみの方々にとっても、笑いは、まさに、人生の「特効薬」なのではないでしょうか…。
面白くて笑い、
楽しくて笑い、
嬉しくて笑い、
ほんわかして笑い、
すっきりして笑い、
でも、
悲しくても笑い、
苦しくても笑い、
怒ってても笑い、
怒鳴ってても笑い、
不平不満でも笑い、
悩みがあっても笑い、
何でもかんでも笑っていれば、それだけで、楽しくなってくるのが「笑い」なのではないでしょうか?
そう考えると、この『神さまとのおしゃべり』は、読んでいると、なんとなく、自然に顔がほころんでまいります。
内容は、「引き寄せの法則」をご存じの方ならば、ちょっと新鮮味に欠けるでしょうが、日本の神さま、それもちょっと俗っぽくて、人間に近い神さまを登場させて、ともすれば、上から目線の堅苦しい読み物になってしまうところを、誰にでも手に取りやすくて、敷居が低い感じがとってもいいですね~。
本の中の見出しを見るだけでも、読む気をそそります。
例えば、「もしも全ての願いが叶っているとしたら?」
「あなたを全自動で貧乏へと導き続ける便利機能?」
「道に落ちているうんこもあなたでできているとしたら?」
「あなたが想像していた天国は、実は地獄だった。」
「迷っているということは、実はどっちでもいいのだの法則。」
「大っ嫌いな人は最強の教師?」
「バカと言われて傷つくのは、あなたがバカだから。」
「後悔したって、イーンダヨ!」等々…。
特に、心の悩みでお苦しみの方々には、一度はお読み頂きたいと、いたく感じた次第です。
その理由は、この本には、ネガティブ思考について、
「ネガティブなことを考えたあとに、【ネガティブなことを考えたけど、ま、いっか】と思えたなら、ネガティブなことにはならない。なぜなら、【ネガティブに考えたこと】をネガティブだと捉えていない。」と…。
また、「ネガティブなことを考えたことを、悪いことだと考えることが、悪い。」
「ネガティブなことを考えたあとに「やべっ!」って思わなければ、い~んだから!」
「今、どう思っているかが、大事。」と…。
そして、「呪文のイーンダヨ!」
落ち込んだって、イーンダヨ!
泣いたって、イーンダヨ!
絶望したって、イーンダヨ!
そして最後に、それら全てにトドを刺しなさい。どんな感情が起こっても、イーンダヨ!と…。
そして、私は心理学部門で、こういう日本的な「神さま」をタイトルにつける、斬新な切り口に、さすが~! と…。
西洋仕様のリコゲでアカデミックなタイトルでないところが、著者の心意気というか、自信の深さを垣間見たような気がしました。
やっぱり、日本人ですものね~。
でも、この日本的なものを拒否する日本人がとっても多いのも事実です。
昨今の調査では、日本人になりたい人は、とっても多いというのに…。
日本的なモノを信じない、嫌いな、日本人が多すぎるのもまた、事実です…。
気が付けば、近い将来、この日本には、「日本大好き外人」がウヨウヨ、ウロウロ、行き交い、「日本大嫌い日本人」がヨタヨタ、ヨロヨロ、息交い、次第に、前者に後者が、自然淘汰されてしまうことでしょうね。
日本人の意識が、そういう風に望んでいるのだから、きっと、神さまは叶えてくださるでしょう。
「ありがたや! ありがたや!」
そんな将来を心配しながら、日本の風習やしきたりやルールが嫌いな日本人にも、是非、お読み頂きたい本です。
これを読んでから、年末年始の神社にお参りに行くのも、いいのではないでしょうか?
そうすれば、来年は、いつもの年と違う年になるかもしれませんよ。
この本を読んでも、気持ちや意識がちっとも変わらない人は、どうぞ、私のルームにお越しくださいませ。
責任を持ちまして、意識変換のカウンセリングをやらせて頂きます。
「5時間で1回きり」のセッションです。
但し、お金はきっちり頂きますね。