直観ひとりごと(352)パリ・オリンピックの開会式に思う…。
この(352)「直観ひとりごと」のブログは、カウンセリング歴30余年の大阪の「1回5時間」の「潜在意識の本質と使命とトラウマ」を探る心理本質カウンセラー&本質セラピスト&メンタルコーチ三宅麗子の投稿頁です。
★直観ひとりごと(352)
◆パリ・オリンピックの開会式に思う…。
2024年、パリ・オリンピックが開催されました。
その開会式で使用されたトーチは、日本の愛知県豊川市のメーカー「新富士バーナー」様が燃焼部の製造を担当されたそうです。この新富士バーナー様は、コンロやランタンなどを製造販売する企業です。前回の東京五輪・パラリンピックでもトーチ燃焼部の製造を担当されました。
今回のパリ五輪に向けては、強雨や突風でも火が燃え続けるように改良を加え、昼間の明るさでも見えやすく赤い炎にされたそうです。風が吹いても、走ったりしても、旗のように炎がゆらゆら揺らめく工夫も施されたそうです。凄いですね~。
日本の素晴らしい新富士バーナーさんの技術に、日本人としての誇りを感じるのは、私だけではないでしょうね。本当に、新富士バーナーさん、日本人の誇りを、ありがとうございます。
そんな素晴らしいトーチが開会式を飾ったのですが、あいにくの雨模様で、また、開会式そのものにも賛否両論の嵐が吹き荒れましたが、主催者側にすれば、注目され、話題をつくれたということで、まずまずとの評価だそうです。ウ~ン。
ただ、注目されたいために、レオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」のパロディーや、フランス革命で斬首の「王妃マリー・アントワネット」の女性が、自分の生首を手にしながら、赤い衣装をまとい、歌唱したりするのは、ちょっと、やり過ぎの感があるようで、やはり、私たち日本人の見る側としての感覚や感情とは、ちょっとかけ離れた感がありました…。そんな話題に関係する一部の人からはブーイングも起ったりで、それは当然だと存じますが…。
やはり、祭典やお祭りの舞台なので、みんなが心地よい感情や楽しい思いが湧くような演出が、一番、必要ではないかと、私などは老婆心ながら、思うんですが…。何をやっても許されるという感覚は、ちょっと違うのかも…。祭典やお祭りだからこそ、見る人々の琴線に触れて、ほのぼのとした感情が残るような、そんな演出が見たかったなあと、つくづく感じました…。あなたは、いかが?
7月26日夜に行われたパリ・オリンピックの開会式では、パリの中心部を流れるセーヌ川沿いで、カナダ出身者で世界的人気歌手の、闘病中のセリーヌ・ディオンの歌う「愛の讃歌」(フランスのシャンソン歌手エディット・ピアフの名曲)がフィナーレを飾りました。彼女に感動し、心が震えたという人々も多かったそうで、一刻も早く、健康を回復されますように…。
そして、開会式のもう一人の、米歌手レディー・ガガのパフォーマンスには、その振付担当のモード・ル・プラディック氏が、安全上の理由から、当日の大雨の影響で、ガガのパフォーマンスを、式典が始まる数時間前に、事前に収録した、と米バラエティー誌で、明らかにされました。
やっぱり、この度の開会式は、大雨に振り回されて、大変だったようで、人間は、どこまでも、用意周到に、万全にお膳立てしていても、自然の猛威には、結局、叶わないってこと、ですよね~。私たちは、もっと自然に、謙虚に、感謝せねば…。関係者の皆さま、本当に、お疲れ様でした…。
でも、賛否両論に分かれた今回の開会式ですが、無事、終わって、本当に、テロや大きな事故も起らず、良かったですね~。神様、感謝、感謝、感謝です!
いろいろ批判批評するのは、簡単で、楽ですが、やっぱり、それをしてしまえば、真摯に取り組まれた関係者様一同に申しわけない気がしますので、ここは、素直に、温かく見守っていくのが、観客者のマナーとも存じます。やはり、する側よりも、見る側が試されるんでしょうね~。勉強になりました…。ありがとうございました。