質問者様のお問い合わせ(7)精神科通院歴〇〇年の双極性障害(躁うつ病)の方から…。
この(7)「質問者様のお問い合わせ」のブログは、カウンセリング歴30余年の大阪の「5時間で1回きり」の「潜在意識の本質と使命とトラウマ」を探る心理カウンセラー&本質セラピスト三宅麗子の投稿頁です。
このサイトでは、原則的には、本来はカウンセリングのシステム以外の質問にはお受けしないのですが、、例外的に、お答えする場合があります。
★質問者様のお問い合わせ(7)
守秘義務に則りまして、決して相談者様の特定ができないように重々考慮して書かせて頂いております。
◆精神科通院歴〇〇年の双極性障害(躁うつ病)の方から…。
質問者様は、通院歴〇〇年もの気の遠くなるほどの長きに渡って精神科にかかっておられます。また、〇〇と〇とご本人の三代とも同じ病気ということも、プロとしては、本当に無視することもできず、再度のメールもさし上げました。長年、心の病いで苦しまれている方の、参考にして頂きたく、ここに掲載させて頂きました。
■質問者様のフォームからの質問です。
初めまして。精神科通院歴〇〇年になります。一年ほど前にうつ病→双極性障害(躁うつ病)とわかりました。 現在、お薬にて、躁鬱の波はだいぶ抑えられています。波が抑えられたころに始まったのが「解離性症候群」です。 突然記憶が飛んでしまい、倒れてしまいます。(小一時間ほど安静にしていれば大丈夫なのですが)「解離性症候群」は薬で治るものではなく、医師からもカウンセリングを薦められているのですが、重症状態だからか、門前払いが続いています。 藁をもつかむ気持ちでメールさせていただきました。よろしくお願い申し上げます。 |
〇〇年も精神科に通院されている方で、もう私はびっくりで、「なぜ私のカウンセリングに?」 という疑問もさることながら、質問者様の「藁をもつかむ気持ちで」という文章に、「これはほっておけない、無視できない」という気持ちになってしまいました。
■私の返信メールです。
〇〇様 三宅です。このたびは、潜在意識の直観心理カウンセリングへのお問い合わせ、誠にありがとうございます。〇〇年以上もお苦しみとのこと、なんと言っていいのか、適当な言葉も見当たりません。ただ、もう少しこちらから質問させて頂いても宜しいでしょうか?
1、〇〇年通院されていて、1年ほど前に「双極性障害」がわかったとありますが、それ以前には、どういう診断だったのでしょうか? 2、また「解離性症候群」が始まったとありますが、はっきりと「解離性障害」と診断されたのでしょうか? (この「解離性障害」も漠然としていて、昔の「解離性ヒステリー」を指しますが、「解離性健忘」や「解離性遁走」や「解離性同一障害」など、病名も細分化されています。) 3、重症であれば、なおさら、長期のカウンセリングが必要と存じますが、なぜ、かかりつけの医師は責任を持って、カウンセラーを紹介されないのでしょうか? 4、ご自分で、精神科ではなく心療内科を探されたことはありますか? もし、ないのであれば、なぜカウンセリング専門の心療内科を探して、じっくり治療しようとなさらないのでしょうか? 5、遺伝性の精神病でない限り、精神を患う方々の多くは、病気になる前に、何らかの引き金になる原因があるはずですが、なにか思い当る原因はありますか? 6、ご自分で思い当る原因がないのであれば、長期のカウンセリングが必要と思いますが、長い通院歴を考えますと、短期に原因を見つける場合には、ちょっと危険が伴いますが、このルームは原因を探ることまでは、案外出来ると思います。 7、ただ、原因がわかって、直すとなれば、また、別問題だと存じます。それは、〇〇様の強い強い病気を直す覚悟が必要なのです。病気を患う人は、本来、病気をご自分で直そうとされません。その方が、病人にとっては最良の生き方なのです。病気になるのも、人間の尊厳からの強い意志なのです。 7、結局、〇〇様は、このルームで何をお望みでしょうか? 病気を何が何でも排除する、いえ、病気は「気の病い」なので、精神や心に関わる病気は、遺伝でないかぎり、「病気なんてない!」と信じ切る勇気がありますか? 8、病気を味方にしないで、〇〇様の人間としての意志で生きる勇気があるでしょうか? もしも、そういうお気持ちが万に一つでもあれば、この質問に答えてください。無理であれば、真剣に他のカウンセリングだけで勝負する健全な「心療内科」を、命がけでお探しくださいませ。 精神病や心の病いを治すのは、ご本人が、ご自分の力で治すという強い意志のみが必要だということを肝に命じてくださいませ。精神科医や臨床心理士やカウンセラーなんかでは、決してないということを…。どうかよろしくお願いします。 |
私は、返事を頂けるとはさらさら考えてはおりません(今までの質問者の殆どが無しのつぶて)で、直ぐにメールが着たときは、予想外で、さらに理路整然とした文章を拝見して、「この人は病気から抜け出せるかも?」とちょっと期待したのでした。
■質問者様のメールです。
三宅様ご丁寧な返信メールをありがとうございました。ここまで親切なメールを初めていただき感激しました。いつも、言葉は丁寧だけれども門前払いの内容だったので。
>1、〇〇年通院されていて、1年ほど前に「双極性障害」がわかったとありますが、 それ以前には、どういう診断だったのでしょうか? ●「うつ病」と診断されていました。 >2、また「解離性症候群」が始まったとありますが、はっきりと「解離性障害」と診断されたのでしょうか?(この「解離性障害」も漠然としていて、昔の「解離性ヒ ステリー」を指しますが、「解離性健忘」や「解離性遁走」や「解離性同一障害」など、病名も細分化されています。 ●次回診察時に先生に聞いてみます。細分化されていることを知りませんでした。ありがとうございます。先生からは、簡単に言うと、これまでは生きるのに精いっぱいで余裕がなかったけれども双極性障害が治まったことにより、以前より持っていた障害が出現したとのことでした。 >3、重症であれば、なおさら、長期のカウンセリングが必要と存じますが、なぜ、かかりつけの医師は責任を持って、カウンセラーを紹介されないのでしょうか? ●精神科(心療内科でもあります)の医師の知り合いはいるけれどもカウンセリングは別分野になってしまうので知り合いがいないとのことでした。 >4、ご自分で、精神科ではなく心療内科を探されたことはありますか? もし、ないのであれば、なぜカウンセリング専門の心療内科を探を探して、じっくり治療しようとなさらないのでしょうか? ●書き方が悪かったですね。今の先生のところにお世話になる前に〇〇年間心療内科通院(カウンセリングあり)をしていました。しかし、一向に快方に向かいませんでした。たまたま今の先生を教えていただいて、一気に快方にむかいました。 >5、遺伝性の精神病でない限り、精神を患う方々の多くは、病気になる前に、何らかの引き金になる原因があるはずですが、なにか思い当る原因はありますか? ●祖母・母もうつ病だったので遺伝かもしれないです。引き金は思い当たる点が山ほどあります。(笑) >6、ご自分で思い当る原因がないのであれば、長期のカウンセリングが必要と思いますが、長い通院歴を考えますと、短期に原因を見つける場合には、ちょっと危険が伴いますが、このルームは原因を探ることまでは、案外出来ると思います。 ●ありがとうございます。原因は思い当たるので。。。 >7、ただ、原因がわかって、直すとなれば、また、別問題だと存じます。それは、〇〇様の強い強い病気を直す覚悟が必要なのです。病気を患う人は、本来、病気をご自分 で直そうとされません。その方が、病人にとっては最良の生き方なのです。病気になるのも、人間の尊厳からの強い意志なのです。 ●今の先生からも事あるごとに言われて(怒られて)います。熱心で熱すぎる?ところのある先生なので、よく怒られています。(笑)「治すのはあなた自身ですよ。しっかりしなさい」「あなたがしっかり生きようという強い意志がないとどうにもならないのですよ」などなど。 >7、結局、〇〇様は、このルームで何をお望みでしょうか? 病気を何が何でも排除する、いえ、病気は「気の病い」なので、精神や心に関わる病気は、遺伝でないかぎり、「病気なんてない!」と信じ切る勇気がありますか? ●勇気ないです。スミマセン。〇〇年も病んでいるとどうしても。 >8、病気を味方にしないで、〇〇様の人間としての意志で生きる勇気があるでしょうか? もしも、そういうお気持ちが万に一つでもあれば、この質問に答えてください。無理であれば、真剣に他のカウンセリングだけで勝負する健全な「心療内科」を、命がけでお探しくださいませ。精神病や心の病いを治すのは、ご本人が、ご自分の力で治すという強い意志のみが必要だということを肝の命じてくださいませ。精神科医や臨床心理士やカウンセラーなんかでは、決してないということを…。 ●ありがとうございます。通える範囲では見つかりませんでした。なかなか探すのもエネルギーのいることなので、少しずつやっています。今はスカイプがあるので、全国ネットで探してみようかと思っています。 本当にこんなに親身になって下さるメールを初めていただきました。感激して涙ぐんでしまいました。とても熱心で「熱い」先生なんだなと伝わってきました。残念ながらご縁はありませんでしたが、もっと一生懸命探してみます。先生もお身体にお気を付けられて私のように困っている人たちを救ってください。。 |
これを読んで、私はとっても複雑な思いに駆られました。私はこの質問者様の環境など、もろもろの情報は一切知りません。ただ、感じますに、こんなまともな文章を書ける人が、病気で苦しむことにナンカ、憤りを禁じ得ません。プロの精神科医や心療内科のカウンセラーに対して、フツフツと怒りとも似た思いが沸いてくるのでした。
そして、さらに書かずにはおれませんでした。質問者様に対してというよりも、そういう医者として高額の収入を得ているお偉い方々に…。
国に守られている人たちは、弱者を食い物にして生きる? 医者にとっては、治らないほうが儲かるのですから…。「生かさず殺さず」がまかり通っていますが、だんだんひどくなってきているような気がします。
結局、弱者がしっかりしないとダメなのです。人間としての尊厳が、宇宙(神)から問われているのです。決して、他人に委ねれはいけないのです。例え、病人といえども…。
■私の再度の返信メールです。
〇〇様 三宅です。真摯に、ご回答ありがとうございます。ちょっと厳しいことを書かせて頂きましたので、無視されても良かったのに、と思いますと、私も再度、メールさせて頂きます。でないと、私も無責任な同業者と同じになってしまいますものね。
ただ、今回、お答えを拝見して、〇〇様と関っていたプロの医師やカウンセラーの方々に、憤りと疑問を禁じ得ません。やっぱり、金儲けの感がぬぐえません。 その理由は、 2、またそういう信じられないカウンセラーの紹介で現在の医者と関っておられるようですが、今の医者が、もし〇〇様の言われるように熱血漢のプロであれば、もっと改善できているはずではないでしょうか? かれこれ3年は経っているのではありませんか? なぜならば、 3、医者は殆ど、うつ病は「遺伝」といいますが、100%遺伝とはいえないのです。100%遺伝といえないということは、遺伝でないともいえるのですが、医師は決してそうは言いません。はっきり、遺伝ではないというと、医師である自分たちが困るのです。だから賢い患者は、遺伝ではないという「意識」を持たねば、一生治せませんよ。たとえ、〇〇や〇〇はそうであっても、それぞれ魂が違うのですから、遺伝ではないのです。私は精神病(心の病い)は、本来遺伝ではないと思っています。 4、一番の問題は、〇〇様が、先生を信頼しているといいながら、他の治療所や治療者を探していることなのですね。その先生が信頼できるのであれば、どっぷりと先生を信じ切る勇気が必要です。でなければ、きっぱりと縁を切って、他の人や所に委ねるべきですが、一番悪い患者は、二股、三股掛けて、結局、誰も信じ切らないコトが、問題なのですね。 5、私の所に連絡されたのも、私は今の医者に不満で信頼されていないからなのかと想像していたのですが、ちょっと違っていました。今の医者にかかりながらという患者さんは、とっても扱いにくいと思われてしまい、その結果、他でも軽くあしらわれるようですが、それも、無理のないことではないでしょうか? 6、どうか、その医者を信頼されているのであれば、その医者を信じ切って、そして、自立した意識をもってください。医者の奴隷にならず…。 7、もしも、そうでなければ、2年も3年も同じ医者に通うのはよくないので、何らかの違う方法を医者自ら提案してしかるべきなのですから…。 8、私は、どうも、通えば通うほど悪くなるのは、ひょっとしたら、通わなければ、好転するのではないかとも感じています。〇〇様は、文章もしっかりされていて、心使いも普通の人以上にまともなので、本当に〇〇年も通院している人なんて、ちょっと信じられません。改善は無理かもしれませんが、もしも、他を探してもいい所がなかったら、一度、こちらに来られてもいいかもしれません。ただ、その場合、1回で治るという保証はできません。また、症状の知識が必要であれば、医師のサイトではないトコロを参考にしてください。 https://www.smilenavigator.jp/soukyoku/about/abc/index.html 双極性障害 https://www.smilenavigator.jp/utsu/about/abc/index.html うつ病 |
案の定、やはりメールが頂けませんでした…。その夜、首の後ろがとっても痛くなって、「あっ! これは何か変! ひょっとして、変なモノが憑いたのでは?」
質問者様の〇〇も〇も同じようにうつ病だったそうなので、三代続いて同じ病気ということは、きっと、偶然ではない、これは何かのお知らせでは? 先祖様が何かを訴えておられるのでは? 一度、お墓参りなど行かれたらいかがでしょうか?
〇〇年もの長きに渡って、心の病いを患っておられること事態、尋常なコトではないのですから…。決して、西欧の治療方法では治るとは思えませんので…。私の心配が徒労に終わることを願ってやみません。また、一刻も早く、良心的な治療家にかかって頂きたいと存じます。私の所にメールされたことも偶然ではないのでしょうから…。
この世は「従」で、あの世が「主」です。それを一番よく理解しているはずの、日本人が、最近は全く、霊や魂を信じようとしませんが、現代の精神の時代や心の時代という時代は、「霊」の時代、「魂」の時代といっていいのですね。それは、生霊が飛び交う時代ともいえるのです。また、遠隔治療ができるということは、その反対に呪うこともいとも簡単にできる時代なのです。
だから、心の病いで苦しむ方も多いのです。決して、偶然ではないのですね。人間の尊厳を脅かす「霊」があるということをよくよく理解してくださいませ。
また、直す側の人間が増えたために、医師たちの無意識の「患者離れ」を厭う「念」なども、患者の病歴が長くなる原因かもしれません。
くれぐれも、自分の精神は自分で守りましょう。
治すのは、医者でも薬でもない、自分の病気と決別するという強い「意識」と「覚悟」です。
勇気ある行動を!
三宅麗子の「魂」が浄化できますように…。
○○様の「魂」に感謝!
悩める多くの方々も、これを読まれて、意識が変わることを願っております。
ありがとうございました。