感動のカウンセリング!(40)〇の意志で離婚された相談者様の未来設計は?
この(40)「感動のカウンセリング!」のブログは、カウンセリング歴30余年の大阪の「5時間で1回きり」の「潜在意識の本質と使命とトラウマ」を探る心理カウンセラー&本質セラピスト三宅麗子の投稿頁です。
★感動のカウンセリング!(40)
守秘義務に則りまして、決して相談者様の特定ができないように重々考慮して書かせて頂いております。
◆〇の意志で離婚された相談者様の未来設計は?
今日ご紹介する相談者様は、〇からの一方的な意志で離婚された〇〇です。人生の後半になって、不本意な人生を歩まねばならなくなった、世の多くの〇〇にもお読み頂きたいと思っています。
本来、「結婚」は他人と他人とのムスビなので、嫌になればスッキリと別れられればいいはずなのに、話はそんな簡単にはいかないのですね。一番の問題は夫婦のカスガイである愛しい「〇〇」が関わっているのですから…。
相談者様はとても良心的な方なので離婚以来、「孤独感や不安感や焦燥感にさいなまれる日々だ」とおっしゃられる。そんな日々を前向きに歩むために、「自分自身を変えなければ」という理由で、今回、お受けになられました…。この「自分を変える」というキーワードが、曲者だったんです。潜在意識はヤッパリ、正直でした…。
相談者様の第一印象は、ホンと、人の良さが滲み出ているお人柄でしたが、それがマイナスな意識のためか、気の弱いウジウジとした悪印象が前面に出ていて、もっと早く来られたほうか良かったのでは、と一瞬、感じました。でも持っておられる性根というのは、素晴らしい「モノ」があるようです。だから、〇からの理不尽な要求(離婚)を受け入れられたのでしょうね。
セッションでは、相談者ももはや、〇〇のヨリは戻らないとしっかりと理解しておられ、ただ、〇〇のことが気になると言われますが、それも、ご本人の未来設計(ライフデザイン)がしっかりと定まれば、〇のお人柄につられ、自ずから良いほうに好転していくでしょう。人生において、ヒトモノコトは全部、繋がり連動していますので…。
お〇さんたちのことも姓名のヒビキと誕生日の情報で調べますと、ご自分の「想像」と結果が同じような「答え」だったので、ホッと安心されました…。人間って、それぞれが直感力を駆使すれば、いえ、本当は、無意識にそれを使っているのですね。ただ、気づかないだけ、だから、それを、「気づき」として、ちょっと背中を押すだけの「役目」なんですね。心理カウンセラーって…。
そして、いよいよイメージ療法の「潜在意識のマンダラ」で、相談者様の「本質」や「使命」や「トラウマ」などを相談者の「潜在意識」から調べていきますと、「使命」は「続けていたい」から「幸せ」と出て、「トラウマ」は「留まる」から「変わりたい」と出て、「過去」は「取り戻したい」から「支え合う」と出て、「未来」は「妻」から「焦り」と出て、「本質」は「早く・必要・失敗・願望・解放・自戒」から「未来」と出たのです。
これには、私がリーディングするまでもなく、もう、相談者様も納得されることしきり…。
ここで、ちょっと気になる点は、トラウマの「変わりたい」ですが、申込みの入力フォームで、相談者様は「自分自身を変えなければと思っています」と奇しくも書かれています。しかし、この「変わる」というのはご本人にとってマイナスであり、その意識が強ければ強いほど、かえってそれに縛られ、「トラウマ」となるんですね。ホンと、もう二人で納得!
さらに「使命」は「幸せ」を「続けていたい」ですので、相談者様が一体、「何」を幸せと感じるのかが問題です。それは壊れた「縁」を追い求め、続けるのでは、決してないはずでしょう。しかし、〇の意識にはまだその「執着」がドップリとあるのでしょう。 それが証拠に、過去の「支え合う」がダメだったのにも関わらず、それを「取り戻したい」と潜在意識では強く願っているのですね。さらにそれが悪影響を及ぼして、未来では「焦り」や「〇」というキーワードが出るのでしょう。そういう諸々の「過去」をマイナスと受け取り、それに引きずられていると、決して良い「未来設計」にはならないのです。だから、今でも「孤独感や不安感や焦燥感にさいなまれる日々」なのは当然といえば当然なのですね。
しかし、本質は「未来」なので、〇は、「現実」を生きることよりも、「未来」に向ける意識が強すぎて、それのパラドックスで、未来に生きれば生きるほど、未来を思えば思うほど、過去の失敗(?)と感じている「離婚」から、決して意識が離れないのです。それは、未来に生きる、未来を生きたいと焦れば「焦る」ほど、過去の〇や〇〇に縛られる結果となり、結局、ご自分の本質の「未来」を生きられないというパラドックスの思いで、モンモンとされるのでしょう。
私は感じます。「未来」を生きるという意味は、現在の今の一瞬一瞬を生き切ることが、その生き切った一瞬一瞬が、同時に未来に繋がっているので、現実の一瞬がイコール未来の一瞬なのではないでしょうか。さらに、その現実の一瞬一瞬も、同時に過去の一瞬一瞬になり、その結果、「未来←現実→過去」、あるいは「「過去←現実→未来」であり、すなわち、「イマ」の一瞬とは、未来も現実も過去も一緒の一瞬であり、それは、「未来=現実=過去」では? だからトキのない宇宙は、過去も現実も未来もないと言われる所以ではないでしょうか?
この地球にすむ私たち人間は、究極、意識できる「イマ」の「現実」を、一生懸命、必死に、アクセクと、のたうちまわって、ブザマに生きることが、「陰極まって陽生ず」の諺の如く、自然に、天然に、飄々と、優雅に、楽観視して、拘りなく、ナンの問題もなく生きることとなって、心が突き抜けていくような気がいたします。それが、究極の「悟り」の人生を生きることになるのではないでしょうか?
ゆえに、相談者様は、ちっとも「自分を変える」必要なんて、サラサラ、いらないんですね。要するに、「自分を変える」のではなくて、「意識を変える」、ただそれだけ、だったのです。意識を変えると「本質」に目覚める…。「本質」が「未来」なので、何か未来が良くなるコトや、あるいは、未来が良くなるように導くことなどが、使命ではないでしょうか? それを「続けていた」ら、ご自分の「幸せ」にも成る…。
最近、私は「本質」も60兆の細胞の如く、60兆の選択があるのでは? と…。なぜならば、たった1滴の精子と1個の卵子から、多くの細胞ができていて、それらの細胞さんたちはなりたい「モノ」に全部なっているのですね。イヤイヤなってる細胞さんはいないと思うんですね。だから、さまざまな細胞さんも元は一つの精子と卵子だったのだから、自分の「本質」も、今世はこういう本質で生きようと「意識」すれば、思い通りの「本質」をいきられるのでは? と感じます。
だから、ここでの潜在意識のマンダラは、悪い結果が出ても「良し良し」なのですね。過去から引きずっている意識や心の奥底に巣食っている意識を引き出すための、イメージ療法なのですから、悪い「キーワード」が出て来て良いんですね。むしろ、悪いほうが「気づき」に目覚めるのです…。
そして、セッションも終わりに近づくにつれ、相談者様の雰囲気は、何とも言えないくらい、まるで「禅僧」のようなオーラが漂い始めたのですね。人間って、たったの5時間で、意識が変われば、雰囲気が変わり、他人に与えるイメージも変わる、いえ、本来、お持ちの「本質」が引き出されるのですね。私は、思わず、「人を導くようなコトをされるといいのでは?」とお伝えしました。
今回のセッションが終わってみて、気づいたのですが、今の時代はもはや、一生をたった1回の「結婚」で完結しなくてもいいのでは? 完結できない人は、その時点でその「縁」の役目は終わったのでは? お互い20年も30年も連れそうと、それぞれの「成長」の度合によって、意識が乖離してきて当然なのでは? だから、新たな人生、残りの人生を歩むために、次のステージに進むために、現在の自分に相応しい伴侶を見つけるための、これからの人生を、貴重な人生の第一歩とされるのが、正解ではないでしょうか…。
むしろ、すでに〇〇に愛情もなく、反対に憎悪の感情をもちながら、同じ屋根の下で暮らすほうが、私は「マイナス」だと感じます。今までは、熟年離婚には「マイナスイメージ」がつきまとっていましたが、これからはプラスの意識で、離婚される人が多くなります。人生100年に突入している時代には、2度の結婚も常識となるでしょう。反対に、結婚しない人々も増え続け、「ナニゴト」にも二極分化が現れるでしょうね。それが変革の時代なのでしょうね。
今回の相談者様は、幸い、新しい結婚も望まれておられますので、その意識を、なんの罪悪感もなく、正々堂々と〇〇を見つけるための「婚活」に勤しんでいただきたいと強く感じました。そして、良き再婚をなさって、相談者様がイキイキと未来を生き切ることが、手放された子供さんたちが喜ばれることだろうと存じます。
私は、〇〇と一緒にいてやったり、遊んでやったり、かまってやることが、本来の、〇〇の「役目」ではないような気がいたします。私が感じますに、〇〇とは、たとえ、忙しくて一緒に遊ばなくてもいい、ただ「尊敬」されてこそ、ナンボの値打ちがあると思います。人間として、〇〇として、〇として、必死に生きる「後ろ姿」を感じさせればいいのです。それが子供に生きる自信と誇りが芽生える源となるのです。「こんな素晴らしい〇〇の血が自分にも入っているんだ。きっと自分も素晴らしいんだ。だから自信をもっていいんだ。」と子供が感じられれば、〇〇の「使命」は全うできたのでは? それは、〇〇にも言えることであって、要は、自分の子供に、自分の存在をどれだけ「尊敬」してもらえるか、にかかっていると思います。その子供の「尊敬」から子供に「愛」が生まれるのではないでしょうか?
ゆえに、子供を手放した〇〇や〇〇は、寝る時に、離れているお〇さんたちに「愛」の念を飛ばす(?)といいのでは? 相談者様にも、それが一番の、やるべきことではないでしょうか? 〇〇を気にするのではなく、ただただ〇〇に「愛念」を…。〇〇を同じ「意識」するにも前者と後者では、まったく違うのですから…。
そして、無事、セッションは終了いたしました。
今回、私自身にも、いろいろな「気づき」が得られ、本当に、ありがとうございます。
貴重なセッションに、感謝、感謝、感謝、です。
三宅麗子の「魂」が浄化できますように…。
相談者様の「魂」に感謝!
悩める多くの方々も、これを読まれて、意識が変わることを願っております。
ありがとうございました。