直観ひとりごと(288)大坂なおみ選手のうつ症状をカウンセラーとして考える。
この(288)「直観ひとりごと」のブログは、カウンセリング歴30余年の大阪の「5時間で1回きり」の「潜在意識の本質と使命とトラウマ」を探る心理カウンセラー&本質セラピスト三宅麗子の投稿頁です。
★直観ひとりごと(288)
◆大坂なおみ選手のうつ症状をカウンセラーとして考える。
テレビで知ったのですが、テニス選手大坂なおみさんが、うつ症状で苦しんでいたそうです。
カウンセラーとしても、とても心が痛みます。一日も早く、直って、元気なプレーを見せてほしいと願うばかりです。
が…。
でも、ちょっと、直感人間のカウンセラーとしては、何か、違和感というか、???
で、心がザワザワと騒ぐのですね。というか、大坂選手のいい分に100%の共感というか、理解を示せない、カウンセラーの自分がいるのです…。これは、一体、どうして???
私は、人権問題としては、大坂選手に正当性があると思っていて、彼女が受けた仕打ちを思うと、彼女の味方も応援もしたいので、決して彼女を批判する気持ちはないのですね。だから大坂選手の苦悩も、尋常なことではなかったのでは、とも想像できます。
今回の件は、ある意味、大坂選手のアイデンティティーに関わるとっても、重要なコトだとも思っています。だからこそ、真摯にリーディングしなければとも…。
でも、
大坂選手が、そういうツライうつ症状が原因で、記者会見拒否をしたかったのであれば、なおさら、正直に「私はうつ症状だから、これからは記者会見はやれません」と、正々堂々と、真摯に打ち明ければよかったのではないでしょうか? それを言われて、非難する記者たちは決していないでしょうから…。
大坂なおみは、一言でいえば、全くの自由人。なのに、自分の縁や宿命などをあまりにもマイナスに強く意識しすぎるために、それから逃れたいとあがけばあがくほど、かえって縛られてしまうというジレンマがある…。
その大きな理由は、日本で生きたことは全くないのにも関わらず、日本的な名前が、それを物語る。本来ならば、アメリカ人的な名前で生きないと魂が喜ばないでしょうし、魂が彷徨うモトである。彼女は、なぜアメリカ的な名前で、生きなかったのでしょうか?
要するに、いいとこどりするような生き方に対して、最後は自分の本質(魂)が、自分に対してしっめぺ返しをしかねないのかも…。
大坂なおみは、反骨精神旺盛な分、それが悪いほうに働けば、もう誰もとめられない。でも、同じことを繰り返しやり続けることが彼女にとってはとてもプラスなので、テニスをずっと長く続けていけば、益々強力な選手になるでしょう。
彼女には「神名」は無いので、家族との縁が強い。家族や親戚を大切にしないと運が下がる。まずは家族を味方につけること、第一のファンは、家族でないとダメ。丹田やみぞおちに弱点があるので精神的に脆く、試合前は、きっと体調も崩しがちになりやすい。意識はとてもマイナス思考が強く、その割にいざとなったら、大胆に豹変する。一か八かの運で、すり抜ける強運もあるが、でも現実に戻ったら、不安や悲しみや劣等感に苛まれがち。本来は人と争うのが嫌いで、平和主義者ですが、普段の理不尽な仕打ちには、テニス選手として戦うことで、無意識にもバランスを取っているのかも…。
「美」に対する気持ちは尋常ではなく、それが、自分の姿形に対してマイナスに働き、楽しい人生を送れない原因だと強く思っているので、私生活では、常に物事をネガティブに捉えがちで、精神的にも低下気味で投げやりな生き方になりやすい。
故に、大坂なおみが、テニスでいくら名声を得ても、いえ、名声を得れば得るほど、自分の本質から離れたいという思いも強くなるが、それが全く無理であるという思いに至れば、さらに悩みが増す、それの繰り返しである。いくら頑張っても、いくら地位や名声を得ても、本当に自分が望むものは決して手に入らず、叶わないと益々絶望的に陥りやすい。
大坂なおみがその苦しみ(自分が嫌い)から逃れるのは、自分をしっかりと好きになること、自分をシッカリと尊敬すること。そして、今世の本質である、大坂なおみを、シッカリと生き切ること。それ(自分の存在)から逃れることはできないんです。自分自身をシッカリと生きる。シッカリと楽しんで生き切ること。正々堂々と、あるがままの大坂なおみを生き切ること。それしか、ないのですね。
人が彼女を嫌いではないのです。彼女が自分自身を嫌いなのです。そうなのです、自分の存在を自分が許せないのです。
私は、以前、はじめて、大坂選手を知ったトキから、ずっと違和感を感じていました。彼女が、アメリカに住んで、英語(米語)を喋りながら、いえ、日本語を喋れないのにもかかわらず、なぜ、日本国籍なのか、ちょっと、疑問に感じていました…。
あまりにも日本人的女性でないほど背丈が180センチもあり、誰が見ても日本人とは肌の色も違い(正直な気持ちですみません)、ほとんど日本語を喋れない彼女が、どうして「日本人」なのか? なぜ? というただただ単純な疑問だけでした…。今まで、日本人として生きてきたとは、決して思えなかった、というほうが当たっている…。何か、自分の都合のいいトキだけ、日本や日本人を前面に出すような…。すみません。
大坂選手は、日本生まれでも、幼少の頃にアメリカに渡って、2019年まで日米との二重国籍で生きてきた人で、22歳の誕生日に日本国籍を選択したそうです。アメリカの土地に住みながら、アメリカの空気を吸いながら、アメリカの水を飲みながら、要するに、アメリカにお世話になり、アメリカに育てて頂きながら、アメリカ人として生きずに、なぜ日本人に?
そのアメリカに住みながら、全く日本には住んだこともないのにも関わらず、また、日本語が喋れないのに、なぜ、日本国籍で日本人として生きるのか? そういう生き様を同じアメリカに住むアメリカ人は一体どう感じているのでしょうか?
私は、とっても不可思議で、ここに何か、大坂選手が、今回の問題を引き起こす根本的な原因が潜んでいると感じるのですが…。 要するに、日本人からもアメリカ人からも共感を呼ぶというか、理解できる生き方ではない、ような…。
もしも、大坂選手が、アメリカ国籍であれば、多くのアメリカ人から称賛され、愛されて、彼女のうつ症状ももっと軽減されていたのでは、とも感じます。
アメリカに住み、アメリカの水を飲み、アメリカの空気を吸っていながら、要するに、アメリカの恩恵を全面的に受けながら、なぜ日本を選ぶ必要があったのか? アメリカ人も、決して、深層心理では、不可解に感じていたのでは?
私は、日本語を話し、日本に住んで、日本の水を飲んで、日本の空気を吸って、生きている他国人は、やはり、日本国籍を取るべきであると思っていますし、取りたくても取れないとしても、それでも日本で生きるのであれば、酷ですが、それでも、より日本人らしく生きるほうが、あとに続く子孫のためには、いいのではないかと思いますが…。日本国籍を取りたくないのであれば、母国に帰って、母国のために生きるべきなのですね。それが、自然の摂理でしょうね。
最初からの、大坂なおみへのこの違和感は、彼女をニュースで見るたびに、常に湧いてきた疑問でした…。彼女が強くなればなるほど、いつか、コトを起こすのでは、と…。
そして、記者会見拒否騒動から大会棄権やうつ症状告白という騒動に発展してしまった…。彼女は自分が不利な振る舞いをしたために、病気を明かしたのですね。要するに、自分が窮地に陥ったから、過去の窮地を明かしたのです。これって、ちょっと…。そのトキは明かさず、何事もなかったように過ごしてきた、いえ、秘密にしてきた…。それが、今現在の不手際を責められて、過去の理由を持ちだした…。
でも、それを聞いて、多くの日本人は、彼女になかなか共感することはできないのではないでしょうか? さらに、アメリカ人も、彼女に同情する人は少ないのではないでしょうか?
本来は、アメリカ人として生きるべき人なのですね。もしも、もう一度、国籍を選び直せるのであれば、大坂選手は、アメリカ国籍を取って、アメリカ人として、正々堂々と、生きるべきなのでしょうね。
そして、アメリカ人として、大きな大会で優勝して、アメリカの国に恩返しをしなければ…。アメリカ人に称賛されるように、頑張らないと、アメリカの国というか、アメリカの魂に対しても、申し訳ないのではないでしょうか? アメリカ人に応援してもらうことが、一番大事なこと、なのでしょうね。
それには、やはり、一番大事なことは、人は、どこの土地に住んで、どこの水を飲んで、どこの空気を吸って、何語を喋って、生きているかが、とっても、大切なコトなのでしょうね。
それが、地球にも魂があり、それぞれの国々にも魂があり、そしてありとあらゆるところに魂が宿ると信じる、日本人としての精神であり、それが日本人として、生きるという意味でもあるのでしょうね。
私は、大坂なおみの才能は凄いと思いますが、だからこそ、日本的でない、大坂選手には、アメリカ人としての精神で、アメリカに恩返しをしてほしいと思っています。
それができたトキこそ、彼女が最初に持っていた二重国籍のどちらの国籍にも恩返しができて、生きた証となるのではないでしょうか?
結構、厳しいリーディングになってしまいましたが、とかく有名人は,チヤホヤされたり、おだてられたりして、自分に甘くなりがちですので、今回は、あえて厳しいコトを書かせて頂きました…。
最後に、一言、「アメリカ人」としての誇りで生きて頂きたいと願ってやみません。ありがとうございました。
そして、私は、大阪選手の、父親の出身国であるハイチ共和国に、彼女ができる何らかの支援をされることを期待します。
そうすれば、きっと大坂選手は、真の「名声」を得られて、もううつ症状で悩むことも、きっとなくなるでしょう。
私は、そう信じます。なぜならば、それができるのは、大坂選手の「本質」が喜ぶことだから…。
ありがとうございます!
笑顔で!
大丈夫!
幸せです! と、唱えましょう。