直観ひとりごと(66)覚悟して生きる人が、これからの変革の時代を担える人…。
この(66)「直観ひとりごと」のブログは、カウンセリング歴30余年の大阪の「5時間で1回きり」の「潜在意識の本質と使命とトラウマ」を探る心理カウンセラー&本質セラピスト三宅麗子の投稿頁です。
★直観ひとりごとの「モノの考え方等」(66)
◆覚悟して生きる人が、これからの変革の時代を担える人…。
年も暮れてしまいますが、来年に向かって、何か書こうと思ったのが、今回のテーマ「覚悟」です。世の中で、覚悟を持って生きている人って、本当に素晴らしいですが、それもほんの一握り。
すぐに思い当たるのは、橋下新市長ぐらい? 彼の言動の良し悪しは別にして…。心意気というか、覚悟というか…。
覚悟を持てば、波動が全く違うのです。持っていない人とでは…。
違いが解りますか…。
だから、「覚悟を持つ」って、本当に大事なことですね。
スポーツ選手には、これが一番必要だと思います。
ダルビッシュには、「覚悟」をもって、挑戦してほしいです。
勝負の世界で生きる人でも、覚悟のない選手が多すぎますが…。
一般の私たちも生きるためには、これが一番必要なことなのです。
私のカウンセリングルームでも、本当に、変わりたい、直りたい、と切実な人ほど、セッションはスムーズに進みます。
覚悟があるかないかの違いでしょうか?
私の力なんて、本当は必要としないのですね。覚悟を持たれて来られる方々は…。
その違いは、現象にとらわれ過ぎているかどうか?
病気の事ばかり。
他人の事ばかり。
結婚の事ばかり。
仕事の事ばかり。
要するに、自分の内面をじっくり観ようとしない、出来ない。
自分の内面を観るのには、大変な勇気、エネルギーがいるのです。
特に、嫌な面を見るには…。
そういう意味で、日本の「内観療法」も必要なのでしょう。
世界でもこの日本生まれの内観がブームになりつつあります。
「覚悟」をしておられるかどうかの一つのバロメーターに、
この内観は、なるのでしょうね。
3.11以来、とみに、血迷っておられる方が多すぎます。
心配症というか、悩み癖というか、病気になりたい症というか、人に頼りたい症というか…。
本当に精神を病んでおられる方は、非常に少ないのです。
にもかかわらず、神経科や精神科の門をたたく人は、数あまた。
要するに、心が潰れるほど、あるいは 、精神が壊れるほど、真剣に悩んでいる方は、非常に少ないのです。
蔓延な、心配症状群とでもいいましょうか…。
だから、なかなか、潔く、直らない、変わらない。ダラダラと悩み続ける、いえ、そういう風に思い込む。
心底、悩みに悩み抜けば、その反動で、改善も早いのです。
覚悟をもって、心底、悩むというか…。
悩むことにも、膨大なエネルギーが必要なのです。
だから、トコトン悩む前に、あきらめてしまい、安易に、精神科や神経科のドアをたたくのです。
うわべだけで悩んでいる。
そして、お医者さんの手にかかり、どっぷりと薬漬け…。
形のある薬では、形のない心の悩みは、100%は解決しないのですが…。
そして、次から次へと、テンテンとはしごして廻る。
そして、決して、誰も信用しない、いえ、出来ないのです。
自分自身を信じられないから、他人なんて、なおさら信用しない、出来ない。
そして、あの医者はダメ、このカウンセラーはダメ…。
薬に頼らないカウンセリングなんて、信頼関係がなかったら、全く成功しない、のです。
心と心の通じ合う一瞬があるから、改善するのです、人間って…。
そう、感じませんか?
世の中の医者はドンドン増え続けるのに、なのに、一向に、患者は減らない。
薬はドンドン開発されるのに、なのに、一向に、病気はなくならない。
これって、「何か、変?」 って感じませんか?
真理から、はずれているって?
真理を追求するにも、膨大なエネルギーがいる…。
この世を生きていくにも、強いエネルギーがいるのです。
そのエネルギーが出るのは、「覚悟」から、でしょうか。
「覚悟」さえあれば、心の悩みなんて起こってこないのでしょう。
ジタバタ、クヨクヨ、ヨタヨタ、イライラ、ドキドキ、ムラムラ、ウロウロ、オロオロ、カリカリ、キリキリ、ネチネチ、ノロノロ、ハラハラ、メロメロ等など。
覚悟からは、無縁な感情です。
身体の真中に一本の大きな柱が通っていて、地面からどっしりと根をはっているイメージをすることです。
それが、どこまでもどこまでも高く伸びていて、大空を突き抜け、天にも届いているイメージです。
それが、いわゆる、センターリングであり、グランディングであり、日本的には、天の御柱でしょうか。
神を数えるのに、一柱、二柱、三柱…。
そう、私たち人間は、すべて天からの子どもです。「天子」。
そして、生きる目的が、使命、そう、天の使命であり、「天使」。
全ての人類が…。なぜなら、人間は、万物の霊長だから…。
人間が人間を救うなんて、おこがましいのです。
人間は、人間以外の生物を救う役目で産まれてきたのです。
そういう「覚悟」のできた人だけが、人間を救い、それによってまた、自分自身が救われるのでしょう。
だから、私のセッションでも、私が直すのではない、変わるのではない、ご本人が覚悟して来られるから、変わる、直るのですね。
私は、人生において、成功したり、幸せになったりというのは、この「覚悟」が大きく左右すると実感しています。
覚悟をした時から、自分の人生を歩んだ、と感じています。
私の覚悟とは、今世の「三宅麗子」を全うするには、
結婚は一回のみ。決して、再婚はしない。
夫も一人のみ。この世ではだた一人。
子供も一人のみ。もちろん、最愛の子供です。
パートナーも一人のみ。尊敬する人です。
最後は、一人で潔く死ぬのみ。
そのためには、潔く今を生きるのみ。
きっぱり生き切るのみ…。
私の幸せ観とは、今現在、生活する中で、嫌いな人間が一人もいない環境で生活すること。
それが、理想であり、どうやら、願いも叶ってきております。
後は、覚悟を決めて、毎日を潔く生きていきたいという思いでいっぱいです。
カウンセリングのセッションも、そういう思いでやっております。
来年も、そういう思いで、生き切っていきたいと存じます。
●「覚悟」
◎「覚」 學の上の字は「両手+×印に交差するさま+宀(いえ)」の会意文字で、爻と同系のことば。片方が教え、他方が受け取るという交差が行われる家を示す。學(=学)の原字。覺は「見+學の上の字」で、見聞きした刺激が一点に交わってまとまり、はっと知覚されること。交(交差する)・較(交差させてくらべ)などと同系。
意味は、おぼえる。ぼんやりした意識が、はっとかみあう。いろいろな感覚がかみあって、一つにまとまる。意識する。さとる。さとす。さとり。はっと気がついてそれを理解する。わからせる。そうかと思い当たること。人に知られる。気付かれる。さめる。はっと気付いて目ざめる。また、その状態。うつつであるさま。記憶する。おぼえ。記憶。なた、評価や信用。
◎「悟」 五は、×型に交差するさまを示す指事文字。吾は、×型に交差してかたり合うことで、語(対話する)の原字。悟は「心+吾」で、神経が分散せず×型にある一点で興っして、はっと思い当ること。
意味は、さとる。さとす。思いあたる。ああそうかと理解する。また、理解させる。さめる。ねむりからさめて気がつく。さとり。なるほどと道理にめざめること。仏道の真理にめざめること。
やっぱり、真理にめざめることって、大事なことなんですね~。
真理は、自分で探さないと、だれも教えてはくれません。
「覚悟」とは、持てるエネルギーを存分に使い果たして、真理を追求することではないでしょうか?
それを一生懸命、心がけると、悩みなど起こってこないのではないでしょうか?
得にもならないことを、一心不乱に「覚悟」して、やり続けた者だけが、真の幸福を手に入れることができる?
と、信じて、来年も、大いに「覚悟」して、真理の追求に邁進しようと、心の中で決心いたしました。
ありがとうございます!
笑顔で!
大丈夫!
幸せです! と、唱えましょう。