質問者様のお問い合わせ(4)「〇〇中の恋人のDV」に悩む質問者様に…。
この(4)「質問者様のお問い合わせ」のブログは、カウンセリング歴30余年の大阪の「5時間で1回きり」の「潜在意識の本質と使命とトラウマ」を探る心理カウンセラー&本質セラピスト三宅麗子の投稿頁です。
このサイトでは、原則的には、本来はカウンセリングのシステム以外の質問にはお受けしないのですが、、例外的に、お答えする場合があります。
★質問者様のお問い合わせ(4)
守秘義務に則りまして、決して相談者様の特定ができないように重々考慮して書かせて頂いております。
◆「〇〇中の恋人のDV」に悩む質問者様に…。
質問者様は、〇〇している恋人の暴力に悩み、実家に逃げ帰ったと書かれてました。でも、すでに他の所で受ける予定もあるようだし、心理学の知識もおありのようなので、ちょっと厳しく書かせて頂きました。
この質問者様も、お問い合わせの文面から、無視するワケにはいかず、ご返答させて頂きました。同じように、恋人や配偶者や家族のDVでお悩みの方々にも、お読み頂きたくここに載せることにいたしました。
■質問者様のメール
はじめまして、こんにちは。つい最近〇〇していた〇〇のDVで実家に逃げました。私自身もアダルトチルドレンみたいで、共依存もあるみたいです。 そのことについて、カウンセリングしていただけるのでしょうか? あと、もうひとつ質問なのですが、〇〇もDVを改善するためにカウンセリングを受けるみたいなのですが、DVの加害者でもこちらのカウンセリングを受け、改善することは可能なのでしょうか? 二人ともきちんと治してやり直したいと考えています。 ご回答よろしくお願いします。 |
■私の返信のメール
〇様 三宅です。お問い合わせありがとうございます。 文章を拝見いたしますと、すでに他のカウンセリングを受けられたか、あるいは、カウンセリングの知識(アダルトチルドレンや共依存等)が色々おありなようですね。知識を知ったからといって、決してよくなるものでもないのですね。 1、「そのことについてカウンセリング云々」とありますが、アダルトチルドレンや共依存についてでしょうか? それともDVのことでしょうか? 2、〇が他のカウンセリングを受けるのであれば、そちらで改善するのではありませんか? 3、また、当セッションでは、お二人同時のカウンセリングは行っておりません。おひとり、おひとりのみのセッションです。 |
こういう、恋愛関係で悩む男女がとっても多くなりました。本来ならば、倫理的な「〇〇」という問題にもお答えしたかったのですが、それが直接のお問い合わせではなかったので、それには一切触れませんでした。でも本当は、そういうことも関係してくるのですが…。それを言っても、「古い」や「ダサい」などと、今どきのナウい(?)若者達にはけんもほろろに無視されるでしょうから…。
それは別として、恋人がDVの「加害者」ということは、相手に「DV」になるだけの大きな「原因」があるということでしょう。「DV」というコトに焦点を当てるのではなく、「恋愛」問題としてとらえるべき問題で、「DV」はその結果なのです。要するに、現象だけに囚われては解決しないのです。だから。その「原因」と真摯に向き合う覚悟が必要です。それをきっちりせずに、ただ闇雲に「DV」として、相手を「加害者」としてカウンセリングする現在の治療では、完治しないのも当然のことなのです。結果ではなく「原因」に焦点を当てるべきなのです。
人間である以上、「人」の「間」を生きることがいかに難しいことか…。「人の間」、すなわち、人間関係に悩む人は、ある意味、正常な人なのでしょう。そういう意味では、「DV」に悩む人々のほうが、人間的な心の持ち主かもしれません。それが「被害者」と「加害者」に分け、「加害者」の烙印を押す、現在の医療制度や治療薬に問題があるのではないでしょうか?
「DV」になる人が「加害者」でもなく、「DV」を受ける人が「被害者」でもなく、本来は、対等な人間関係なのです。そこから考える必要があると存じます。それが解れば、おのずから「加害者」意識や「被害者」意識もなくなり、とりもなおさず、二人の間には、「DV」という病気も消え失せるでしょう。なぜ、恋人が暴力をふるうのか? その原因は何なのか? それを追究しないと、決して、暴力は直らないでしょう。それには、やはり、お二人の覚悟も必要なのでしょうね。
三宅麗子の「魂」が浄化できますように…。
○様の「魂」に感謝!
悩める多くの方々も、これを読まれて、意識が変わることを願っております。
ありがとうございました。