ことわざカウンセリング(14)「触らぬ神に祟りなし」
この(14)「ことわざカウンセリング」のブログは、カウンセリング歴30余年の大阪の「5時間で1回きり」の「潜在意識の本質と使命とトラウマ」を探る心理カウンセラー&本質セラピスト三宅麗子の投稿頁です。
★ことわざカウンセリング(14)
◆「触らぬ神に祟りなし」
今日は、女性の美容のお話です。最近の美容は、顔や髪や歯では飽き足らず、とうとう指の爪にまで装飾を施して、見る人の目を楽しませておりますが、しかし…。
昔は、ただ単に爪の「お手入れ」だったのが、今では、爪に化粧をほどこす、爪を「装う」という雰囲気になって、まるで爪がアートとして捉えられているようです。
それもこれも、商業ペースに上手く乗っかった賜物でしょうか?
でも、私のイメージですが、いくらテレビや雑誌で、タレントやモデルが綺麗に爪にアートをほどこしても、普通一般の女性にまで浸透するのは、ちょっと無理があるようです。
だから、私は感じますに、得てして、若い女性が必要以上に、爪にまで美容に凝りすぎると、幸せな結婚や恋愛から遠く離れていくような気がしてなりません。
芸能人や有名人ならいざしらず、普通の一般女性が、行き過ぎたお洒落を追い求めすぎると、普通の男性からそっぽを向かれるようですが、それは私の気のせいでしょうか…。
なぜ、そう感じるかと言いますと、日本の健全な男性は、毎日の生活を普通に無難に過ごしたいと考えているからで、平穏無事に過ごすには、伴侶となる女性にも、普通の女性であってほしいと望むからではないでしょうか?
決して、彼らは、芸能界の華やかな女性と結婚生活を送るたいとは思わないのですね。
結構、保守的なんですよ、普通の日本男性は…。
派手な女性を好むのは、やっぱり他に目的があるようで…。
その女性と結婚することによって、自分にステータスが高まるとか、あるいは、その女性の地位や名声や収入をあてにして、自分にメリットが生まれるとか…。
その踏み絵や見極めとなるのが、女性の指の爪、なのではないでしょうか?
なぜなら、女性の手は、生活する上で、一番、大切な道具(?)だから…。
それを綺麗に装飾しまくっているということは、
「私は家事はしません。料理もしません。洗濯も嫌です」と主張しているようなものですから…。
それでも良しとする男性は、ちょっと他の目的があると思われても致し方ない…。
もしも、そういう女性のほうが好みの男性ならば、潜在的に女性が働くことを当てにしている男性と思ってもいいのでは?
ちょっとウガチすぎ?
まあ、当たらずとも遠からずでは?
ちょっと横道にそれてしまいましたが、
さて、今日の本題に入りますが、その美容に関してですが、世の中の殆どの若い女性は、毎日、お肌のお手入れを怠るとたちまち美貌が衰えるという恐怖感を持っているように感じます。
マスコミのCMの影響のせいか、セッセ、セッセと毎晩毎晩、やれマッサージに、やれパックにと、まるで親の仇のように、これでもかというほどお肌に圧力を加えています。
そして、次から次へと売り出される化粧品を何の不審や疑問も持たず、大切なお顔に塗りたくっています。
その結果、カネボウの美白被害が出てきても、当のカネボウのCMに出ていたタレントや女優は我感ぜずで、こそこそと口をつぐみ、何の謝罪もありません。
あれだけ広告宣伝費で荒稼ぎしたと言うのに、だれもとやかく言いません。
そして、さらに次から次へと新しいタレントや女優が性懲りもなく後釜に座り、カネボウの化粧品のCMで稼ぎまくっています。彼女らに良心というものはないのでしょうか?
何のてらいもなく、薬や化粧品に出まくる芸能人は要注意!!!
あの原発のときも、芸能人が広告宣伝に利用され、莫大なお金を懐にいれましたが、それも不問にふされています…。
しかし、原発や薬害は論外ですが、本当に、巷の化粧品には効能効果があるのでしょうか?
マスコミの過剰な宣伝は、女性に健全な「思考」さえ奪ってしまうようですが…。
でも、ちょっと冷静に考えてみると、わかるコトです。
例えば、自分の手の平と手の甲を比べてみると、手の平のほうがずっと固いのを…。
これは、手の甲よりも手の平のほうが、永い歳月の間に、色々なものを持ったり、触ったりするので、自然に物理的な圧力が加えり、段々と固くなっていくからなんですね。
足の裏ならもっと顕著に分かりますよね。
私のように永く女を生きてくると、まるで象さんのお肌のようにガサガサで、皮膚も厚かましくなってまいります。せめて、精神だけでも柔らかくいたいものですが…。
私は昔、居酒屋で、隣に座った身も知らない女性から、私の手の甲を見て「あなたの手はとっても綺麗ね~」と感嘆された経験があります。
言われた本人は、ちょっと複雑な気持ちになったことを今でも鮮明に思い出します。
なぜって、化粧品でケアしている顔のお肌を褒められずに、化粧をしていない手を褒められるなんて、何か変?
これって、化粧効果が無いってコトなのでは?
オット、お肌の話に戻りますが、お顔のお手入れもそれと同じで、お顔に手を当てる回数が増えれば増えるほど、圧力が加わり、段々と皮膚はカサ高く、厚苦しく、醜くなってくるのが、自然の原理だと思いませんか?
だから、マッサージもパックも、更に、毎日の必要以上のお手入れも、ひょっとしてダメなのでは?
お肌は触った回数に反比例して、早く老化するのでは?
赤ちゃんのお肌がツヤツヤ、スベスベなのは、殆ど顔に触れないからなのでは?
要するに、触るから固くなり、それをケアするために、また触る、そしてまた…。
その繰り返しで、いよいよ、お肌は固くなり、シワもしっかり刻まれてしまう。
そこへ、効能効果を巧みにうたった化粧品のCMで、さらのあなたは、セッセ、セッセとマッサージに励み、それでも効果が出なければ、知らぬ間に美容整形を門をくぐってしまうという悪循環とあいなります。
しかし、皆さん、ここでよく考えてください。
食べられない化粧品、食べると危険な物質を、どうして顔に塗って「安全」なのでしょうか?
食べられない物質が入っている化粧品を顔に塗れば塗るほど、あなたの自然美に輝くお肌は、段々とその輝きから遠のいていくのは目に見えています。
わざわざ「指定成分」と表示しなければいけないのは、一体どうして???
何か変ですね~。おかしいですね~。
今のこの変革の時代には、今まで、何かの圧力によって隠されていたモノが、全部明るみに出て参ります。
それのいい例が、マクドナルドの異物混入問題。
今更慌てふためくことはないのです。
今までは、故意に隠されていたのですから…。
マクドナルドだけの問題ではないし、中国だけの問題でもない。
やっぱり、食品を選ぶのも、化粧品を選ぶのも、その選んだ人の自己責任ではないでしょうか?
それを承知で食べるのは、その人の勝手ですが…。
現在の情報社会では、マスコミに踊らされない、シンプルな生き方が「賢い女性」としての条件です。
そして、結局は、自分の感性だけが、頼りとなります。
選ぶのも自分、行動するのも自分、責任は自分が取らねばなりません。
それが人間として生まれた、最低条件です。
どうか、賢い女性の皆さん、自己責任において、物事を判断し、行動して生き抜きましょう。
決して、社会や会社や他人のせいにしないでください。
マスコミや政治が悪いのではないのです。
結局は、人間がやっているコトなのです。
それらを「良し」として選び、存続させているのも、紛れもなくあなた自身なのですから…。
もしも、責められるべきは、まずは人間自身なのです。
それが、人間として、この自由社会に生きるものの最低の義務と責任です。
トラブルから回避するには、そのモノゴトが「自然」か「不自然」かを、真剣に自分の感性に問うことから始めると、答えは自ずから出てきます。
かつて、巷では「買ってはいけない」や「買ってはいけないを買ってはいけない」等、色々ブームになりましたが、それらを判断するのは、あなたの感性しか頼りにしてはいけません。
それが頼りにならない人は?
そうですね~。「触らぬ神に祟りなし」、いえ、「触らぬ肌に祟りなし」でしょうか?
くれぐれも、化粧品は凝りすぎないように…。
でないと、あなたも、美に凝りすぎる年配の芸能女性たちのように、
頬っぺたがパンパンに張って、不自然なお顔になってしまいますよ。
くれぐれも「触らぬ肌に祟りなし」!!!
爪をいじくるのも、ほどほどに…。
爪は、女性としての幸せのバロメータですから…。
やっぱり「触らぬ爪に祟りなし」か…。