心のお薬になる本(51)『無限意識』佐藤洋行/著
この(51)「心のお薬になる本」のブログは、カウンセリング歴30余年の大阪の「5時間で1回きり」の「潜在意識の本質と使命とトラウマ」を探る心理カウンセラー&本質セラピスト三宅麗子の投稿頁です。
★心のお薬になる本(51)
◆『無限意識』佐藤洋行/著
東日本豪雨のピークが、奇しくも9月11日というのが、何か偶然ではないような…。
鬼怒川決壊で命を落とされた方々を、心よりのお悔やみとご冥福をお祈りいたします。
また、被害に遭われた方々のお見舞いを申し上げます。
他人事とは決して思えません。
日本人が、一致妥結すべきときが、今なのでしょう。
考えの違う人間同士、いつまでもいがみ合っていては、決して平和は訪れません。
日本が一つになるためには、意識を変えるしか、いえ、真理を悟るしか、方法はないでしょう。
そんな思いでいるときに、以前に読んだ本を思い出しましたので、それをご紹介致します。
ちょっと、タイトル『無限意識』が気になって、購入した本でした。
素っ気ないタイトルに反して、私が常日頃、疑問に感じていたことが、この本を読んで、腑に落ちたというか、スッキリしたことを覚えています。
著者の佐藤洋行氏は、世間でよく言われる「覚醒者」と呼ぶべき正真正銘の人だと、直感しました。
自称「覚醒者」とか「霊能者」と呼ばれる人々は、数多くおられますが、私はその多くは、低級霊に見込まれた人が殆どだと思っております。
宇宙の根源(エネルギー)や、宇宙の高次元の神(エネルギー)は、人間に直接、影響を及ぼすことは殆どないと思っています。
ただ、その人の「魂」が高次元のエネルギー繋がることはあり得ると思います。
いえ、現代のこの変革の時代はそういう人々が増えているのは事実だと思いますが、本当にそういう人たちは、公にはあからさまな活動はしないのではないでしょうか?
そんな思いの中で、この本に巡り会った時は、ちょっと、ショックでした…。
なぜならば、私が、その時の自分の思考に行き詰っていた謎が全部解けたという思いを持ったからなのです。
この佐藤氏は、この本の前に『世界を変える本』という単刀直入の本を出されていて、その本も読むと、やっぱり著者の「覚醒」は本物だったと確信いたしました。
世界を変えるのは私たち自身の意識ということなのですね。
さらにこの二冊の本で、アトランティスのこと、ムーのこと、レムリアのこと、縄文のこと、ノアの洪水のこと、イエスキリストのこと、釈迦のコト、空海のこと、釈迦のこと、サナート・クマラのこと、シリウスのこと、オシリスのこと等々、今まで納得できなかったこと、が全部スッキリとしたのです。
さらに、現代のアポロ計画のこと、9.11のことや、あるいは宇宙の法則のこと、カルマの法則のこと等々が、すっきりと腑に落ちたのです。
そして、結局、全ての存在は繋がっていて、現在の私たちは、「分離」という幻想に取り憑かれているとだけなんだということが実感できたのです。
この世界は常に真理の中にあり、それを感じ、知って、「気づく」ことは、人間である、私、自分自身にしかできません。
現代は常識という情報操作によって人類が創り出した原因によって、人類が苦しむという連鎖の循環にハマっているそうです。
佐藤氏は、量子力学のハイゼンベルクの不確定性原理という法則の解釈は簡単だそうで、これを原理などとたいそうに言うほうが違和感を感じるとおっしゃるのです。
作用反作用の法則とエネルギー保存の法則により、悪い行為も良い行為も、全てみんな自分に返ってくる、と。
また、自分(主観)を通して自分以外(客観)を理解し、自分以外によって自分を理解しているので、自分と自分以外は切っても切り離せない関係にある。つまり主観と客観は二極性の世界の一部であり表裏一体である、と。
つまり、私たちの認識が私たちの意識を創り出し、その意識がこの世界に影響を与え、この世界を創造している。そしてこの世界を創造し、それでこの世界を認識し、その認識によって意識が・・・と、これがウロボロスの円環として表された概念である、つまり認識が世界を作り、この認識している自分が自分を取り巻いている世界とは切り離せない、と。
すなわち、この世界と自分は完全に一体である。つまり、世界に影響を与えることも、世界から影響を受けることも、実は全てが結びついていて、この世界の因果関係にあるために、全て一体で、この一体感を直感的に感じたり、深く覚った時に『世界は一つ』との認識に至る、と。
皆さん、佐藤氏の言われるコト、いえ、悟られたコトは、この本を読むと、きっと腑に落ちでしょう。
そして、きっと、これが、真理なのでしょう。いえ、100%鵜呑みにしてはいけません。
彼もれっきとした「人間」なんですから…。そこは冷静に…。
この真理に目覚めると、自分のあるべき姿が見えてくるでしょう。
そして、それらに目覚めた人がある一定の人数を超えたとき、世界は急速に変わるでしょう。
それは、この日本人から、まず「隗より始めよ」でしょうか?
今の、気象異常も、無関係ではないようです。
この世に偶然はないのです。
まだまだ、日本は激変の時代に突入しますが、どんな状況下にあっても、真理にだけ意識が向いていると、災いも軽減されると、私は強く信じています。
その強い思いが、災いを跳ね除けるパワーとなるでしょう。
それが「信念」という思いです。
信念で、災いを跳ね除けましょう。
政治家は自分たちには、決して災害なんて関係ないと思っているでしょうが、これからはそうはいかないと思います。
そして、願わくば、スポーツ庁なんていう無駄なモノに税金を費やしないで、不幸にも災害に遭われた方々のために、貴重な国民の税金を使って頂きたいと切に願います。
それをしないから、国民の潜在意識の「怨念」が災害を招くのでは?